の各部位

回虫症

  • 【症状】肥満や食べ過ぎなどがないにもかかわらずお腹が膨れる場合には注意が必要です。様々な原因が考えられますが、回虫などの寄生虫がお腹にいると慢性の腸炎が起きて腸管にガスが溜まり、お腹が張れてきます。嘔吐や下痢を伴う場合もあります。特に子犬は気をつけましょう。

腹水症

  • 【症状】肥満や食べ過ぎなどがないにもかかわらずお腹が膨れる場合には注意が必要です。様々な原因が考えられますが、心臓や腎臓、肝臓などの内臓の病気が進行すると、お腹に水が溜まり、腹水症を起こします。そうなると、お腹が腫れたように見え、触ったときに波動感があることが分かります。

内臓の腫瘍

  • 【症状】肥満や食べ過ぎなどがないにもかかわらずお腹が膨れる場合には注意が必要です。様々な原因が考えられますが、お腹にグリグリしたシコリがあるときは、内臓の腫瘍である疑いがあります。他にもリンパ肉腫や白血病、骨髄腫瘍などの血液のがんである可能性もあります。

精巣腫瘍

  • 【症状】オスの生殖器が腫れている場合、とりわけ注意しなければならないのは、睾丸(精巣)や陰茎の腫れです。腫れには、打撲や傷などの化膿が原因で起きているものと、精巣自体が腫瘍のために肥大して起きるものがあり、精巣の細胞が異常増殖する精巣腫瘍には注意が必要です。

膣炎や膣脱

  • 【症状】メスの生殖器が腫れている場合、まず考えられるのが子宮が細菌に感染している子宮蓄膿症です。他には、膣に細菌が感染して炎症が起こる膣炎や、膣を支えている靭帯が切れたり緩んだりする膣脱が考えられます。いずれにしても、できるだけ早く医師の診断を受けることが大切です。

皮膚がん

  • 【症状】皮膚が腫れたり、盛り上がったり、大小のしこりができている場合、皮膚がんである可能性があります。犬のがんの中で最も多く見られる皮膚がんです。皮膚や粘膜にできるがんには様々な種類があり、皮脂腺腫、扁平上皮、黒色腫(メラマーノ)、肥満細胞腫などがあります。

乳がん

  • 【症状】皮膚が腫れたり、盛り上がったり、大小のしこりができている場合、皮膚がんである可能性があります。皮膚だけでなく、乳房や乳頭の間に大小さまざまなしこりができていたら、乳がんであると考えられます。圧倒的にメスに多く見られるがんで、メスのがんの半分以上は乳がんです。

リンパ腫

  • 【症状】あごの下、お腹、胸、わきの下、股の付け根などにあるリンパ節のところに、グリグリとしたしこりができているようなら、リンパ腫の可能性があります。リンパ節は発熱や感染症などの病気の影響で腫れることがありますが、他の症状が見られないのにリンパ節だけが腫れているときは要注意です。

脂漏症

  • 【症状】全身から嫌な臭いがする場合、皮膚病の可能性があります。まず考えられる病気は、脂漏症です。皮膚に分泌されている皮脂という脂の一種が少な過ぎたり多過ぎたりし乾性と湿性があるのが脂漏症の特徴です。他には、外傷や湿疹などから細菌が入り炎症を起こし赤くなる膿皮症もあります。

肛門のう炎

  • 【症状】お尻から嫌な臭いがする場合、肛門のう炎の可能性があります。普段から犬の肛門の両側にある「肛門のう」には臭いのある分泌液が溜まっていますが、これが溜まり過ぎて内部で炎症を起すと嫌な臭いを発することにあります。他には、肛門の周囲に起こる皮膚炎である肛門周囲炎もあります。