7.犬を飼う時のマナー

犬を飼う時のマナー

  • 最低限のマナーというのは、周囲に迷惑をかけない、イヤな思いをさせないということだと思います。
    世の中にはいろいろな理由があって動物が嫌い、動物が苦手という人もいます。
    犬好きな人には分からないことですが、犬が怖くて仕方ないという人もいます。そういう人達の気持ちにも配慮しましょう。

    また、飼い主にはそれほど気にならなくても、ニオイや抜け毛、吠え声などが周囲とのトラブルの原因になることもあります。
    衛生面でも十分な注意を払いましょう。

    一番問題になるのは、一部の飼い主に見られる、「犬なんだから仕方ない」という姿勢です。「犬は吠えるもの」、あるいはとんでもないことですが「噛むのは当たり前」というような言い訳は通用しません。ほとんどの犬は争いを好まず、何の理由も無く吠えることもありません。

    一部の飼い主の傍若無人な態度は、周囲の人々に犬への反感を持たせるだけではありません。マナーを守っている他の飼い主達にも迷惑になります。
    周囲にも他の飼い主にも、迷惑をかけないようにしましょう。

ご近所へのマナー

  • ・吠え声
    犬好きな人には気にならなくても、犬の声は意外と響くものです。
    まして無駄吠えは、しつけができていない証拠です。無駄吠えをやめさせるしつけをするためには、しつけの基本とも言える 「スワレ」「フセ」「マテ」を完全にマスターしている必要があります。吠えるには吠えるだけの理由があります。犬を地域社会の一員として認めてもらうためにも、根気よくしつけることが必要です。

    ・におい
    特に夏ですが、犬のニオイが問題になる場合もあります。
    動物のニオイというものは、飼っている人が気にならなくても、周囲の人はかなり敏感に感じるようです。
    犬のためにも、衛生的な環境を心がけましょう。犬は自分の住居を清潔に保ちたがります。ウンチやオシッコをした後は、すぐに片付けましょう。
    また、本体よりも布がにおいを発していることが多いようです。犬舎や犬小屋、犬の使うベッドや布団も定期的に清掃し、清潔を心がけてください。

    もちろん、犬の体も清潔にしてあげましょう。
    濡れタオルでこまめに体を拭いてあげるだけでも、かなり違います。
    また、意外と盲点になるのが首輪などの犬具のニオイです。
    ずっと同じ首輪をつけっぱなしにしていると、首輪がくさくなってしまいます。
    首輪やリードも、定期的に洗うようにしましょう。

集合住宅でのマナー

  • 例えばアナタと愛犬が乗ったエレベーターのドアが開いたとき、ドアの前で待っていた人が犬好きとは限りませんね。不必要に驚かせてしまいます。
    アパートの廊下など、半公共スペースでは、小型犬なら抱いて、大型犬ならぴったり寄り添わせて座らせるなど、配慮が必要です。

☆散歩のマナー

  • 最近、「ペットの公園出入り禁止」「ペットの散歩禁止」という公園を見たことがありませんか。おそらく、飼い主が糞の後始末をしないために公園利用者からの苦情が相次でいるためだと考えられます。ごく一部のマナーを守らない飼い主のために、それまで散歩することができた公園が、犬立入禁止になる例もあります。
    そこで、散歩のマナーをもう一度考えて見ます。

    ・糞尿の始末
    糞尿の始末は飼い主にとって、他の利用者に対する最低限のマナーです。きちんと持って帰りましょう。糞を持ち帰るためのビニール、ウェットティッシュ、スコップの他に、オシッコを洗い流すためのペットボトルの水も持っているといいでしょう。

    ・リード
    リードは必ずつけましょう。もし犬嫌いの人に飛びかかったりでもしたら大変なことになります。「うちの犬は大人しいから、大丈夫」 「小型犬だから」と安心してはいけません。何かのはずみで、突発的に人を噛んでしまうかもしれません。
    また、発情期の犬が居た場合、飼い主でも向かっていく犬を抑えることは難しいでしょう。できるだけリードの長さを短くし、飼主より先に歩かせないように散歩しましょう。また交通事故も恐いです。犬のためにもリードは必要なのです。

    ・歩き方
    リードを付けているからと言って、歩道を占領してはいけません。
    道路はみんなが利用するもの。犬があっちへふらふら、こっちへふらふらしていては、他の人にも迷惑ですし、犬にとっても危険です。
    リードは短めに持って、ちゃんと足元をついて歩かせるようにしましょう。
    自転車で犬を散歩をさせている人もいますが、自転車での散歩には、転倒などの危険も伴います。安全面や他の通行人への迷惑を考えれば、自転車での散歩も徒歩での散歩と同じように、犬が自転車のすぐ脇を、自転車のスピードに合わせて走れなくてはいけません。

    まずは、散歩の時に自分勝手に走り回るのではなく、飼い主について行動するという基本を教えるようにしてください。