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しつけのポイントの説明
犬のしつけをするためには、人間 (飼い主)が犬にとっての良いリーダーにならなくてはいけません。リーダーだと感じているからこそ、犬は飼い主の言葉に耳を傾け、いいつけに従うのです。
では、犬にとって 『良いリーダー』 とはどんな飼い主でしょう?
・生活のルールを作る
食餌や散歩は、犬にとっては大きな楽しみであり喜びです。
大切な食餌や散歩を与えてくれるのがリーダーというわけですが、食餌や散歩など、生活のリズムを作るのはリーダーである飼い主です。
犬が吠えるなどして食餌や散歩を催促することがありますが、『催促されて、犬の望みをかなえる』というスタイルではいけません。
犬は 『催促すれば、自分の望みがかなう』 と覚えてしまい、ひいては『自分の方がエライ』 と考えるようになってしまいます。犬の都合に振り回されないよう、注意してください。朝、起きる時間を決めるのも、食餌の時間も散歩の時間も、決めるのはリーダーであって、犬ではありません。
・一貫性を持つ
その日の気分で、仔犬への接し方を変えてはいけません。
機嫌がいい時には仔犬が何をしても叱らず、逆に機嫌が悪い時はちょっとしたことで仔犬を叱りつけるような接し方は、最悪です。自分の気分とは関係無く、いい事はいい、ダメな事はダメという善悪のけじめは、しっかりとつけましょう。
・犬の流儀を理解する
犬のことを何も知らずに、「あれはダメ」 「これもダメ」と人間の都合ばかり押しつけてはいけません。犬についても、きちんと理解するようにしましょう。
どうしても直らないイタズラや困った癖も、犬の習性が原因になっている場合があります。犬の生活習慣や習性をきちんと理解した上で、解決法を探しましょう。
・犬の愛情表現をイヤがらない
犬は、特に仔犬は、相手の顔をなめようとします。
これは仔犬が目上の相手に対して行うアイサツであり服従の表現ですので、振り払ったり叱ったりしてはいけません。顔をなめられるのがイヤでしたら、かわりに手をなめさせるなどして、きちんと仔犬の愛情表現を受け止めてあげてください。
また、飛びつく仔犬に対しては、飛びつく前に「マテ」 をさせて、やめさせましょう。
(仔犬が飛びつくのをやめたら、必ずほめてください)
大型犬の仔犬の場合、体はどんどん大きくなっても、中身は仔犬のままですので、やはり飛びついたり顔をなめようとします。
この時に、絶対に怖がったりしてはいけません。一瞬でも仔犬に対して 『怖い』 と感じてしまうと、仔犬は『自分の方が上』 だと感じて、飼い主を見下すようになってしまいます。
飼い主が犬にとって、『頼りになる大好きなリーダー』であれば、しつけ上の問題はほとんど起こりません。そして、飼い主が犬にとっての 『良いリーダー』になるためには、日常生活でのちょっとした注意さえしていれば、特に難しいことではありません。
言いかえれば、仔犬を飼い始めた当初からけじめのある生活をしていれば、それが自然と仔犬のしつけになっているハズです。
「1回叱ったら、3回誉める」をモットーに、気長に付き合っていきましょう。