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しつけ・はじめの一歩の説明

犬は、同じ経験を繰り返すことによって、一つ一つ新しいことを覚えていきます。
1回より2回、3回4回と回数を重ねるごとに、記憶と行動パターンが強化されていきます。この目安が、大体3日間。
つまり、最初の3日間、イタズラや吠え声を注意されなければ、仔犬はイタズラも吠えることもやって良い事だと認識します。
逆に、最初からルールを決めて、ルールに従った生活をしていれば、最初のうちは多少の反抗やとまどいは見られても、3日たつ頃には、仔犬は「日々の生活はこういうもの」「家族の言うことには従うもの」と納得し、決まりを守れる社会性のある犬への最初の1歩を踏み出します。

例えば、仔犬がやってきた当初に起こる問題として、夜鳴きがあります。
環境が変わり、母犬や兄弟犬たちと離された仔犬は、心細さを感じています。
特に夜、寂しさや不安から家族が寝静まった後に鳴き始めることが多いようです。

ですが、仔犬が鳴くたびに人間が飛んで行ってかまっていれば、仔犬は鳴けば誰かが来てもらうと思って、ますます鳴くようになります。かわいそうだからと、一緒の布団で寝るのも好ましくありません。一度布団に入れてあげると、犬はこれからも常に一緒に寝てもらえるものと認識します。成犬になってからも布団に入れてもらえるまで吠え続ける、というようになってしまいます。
逆に、鳴き始めても構わないようでいれば、3日もすれば、慣れて大人しく寝るようになっていきます。